【意外】HSPはフリーランスに近い3つの働き方がおすすめ

HSPの気質がある人は、会社員の働き方が合わずに「フリーランスになろうかな？」と1度は考えたことがあると思います。

結論、必ずしも全員がフリーランスになる必要はないです！！

なぜかというと、フリーランスは制限がなくて自由すぎる分、自己管理ができないと破滅状態になるからです（笑）

フリーランスになりたいHSPさんは、「ストレスが少ない働き方がしたい」という目的を持っているので、最終目標をフリーランスに設定して、少しずつ在宅ワークで稼げる金額を増やすのがおすすめです。

そこで今回は、HSPでフリーランス5年目で、500名以上の在宅ワーク希望者の相談に乗ってきた経験がある僕が、HSPさんがフリーランスになる方法を解説します。

HSPはフリーランスに近い3つの働き方がおすすめ

HSPさんはフリーランスに近い3つの働き方をするのがおすすめです。

それが、

・本業＋副業
・在宅ワーク＋アルバイト
・フリーランス

上記の3つです。

それぞれ解説します！

本業＋副業（在宅ワーク）

まずHSPさんにおすすめの働き方は、「本業＋副業（在宅ワーク）」をすることです。

最初からフリーランスを目指そうとすると、やることが多くて挫折してしまう可能性がありますが、まずは小さく副業から在宅ワークをするのがおすすめです。

まず在宅ワークで月5万円稼ぐことを目標にしましょう。本業以外の収入で、しかもオンラインで月5万円稼げると自己肯定感がグンと高まります。

という気持ちになるので、「もっと在宅ワークを頑張ってみよう」とさらに稼げる金額が増えていきます。

在宅ワークで稼ぐ金額が月10万を超えると、「給料下がっても良いから楽な会社に転職しようかな」「週5日の勤務を週3日のパートにしようかな」と働き方の選択肢が一気に広がります。

在宅ワーク＋アルバイト（好きな仕事）

次にHSPさんにおすすめの働き方は、「在宅ワーク＋アルバイト（好きな仕事）」をすることです。

在宅ワークで月10万円以上稼いでる人は、好きなことを仕事にしているケースも意外とあります。

・在宅ワーク（ライスワーク）
　→ご飯を食べるために働く
・好きな仕事（ライフワーク）
　→人生の充実度を高めるために働く

上記のように、ポジティブに仕事を選ぶこともできます。

具体的には下記のようなイメージです（僕の周りの人の事例）。

【28歳女性】
・在宅ワーク（WEBライター）
・好きな仕事（レトロなコーヒーショップ）
【30代男性】
・在宅ワーク（営業代行）
・好きな仕事（ジムのトレーナー）
【40代女性】
・在宅ワーク（SNS運用代行）
・好きな仕事（ツアーコンダクター）

フリーランス

HSPさんにおすすめの働き方3つ目は、フリーランスです。

フリーランス1本で仕事をしていくのは楽ではありません。特にフリーランスとして独立した初期は大変で余裕がない状態が続きます。

しかし、会社で他人がいる状態で働くことに比べてストレスが少ない働き方ができます。

	会社員	フリーランス
職場環境	🔺他人と同じ職場で作業	⭕️1人で作業できる
仕事の作業効率	🔺周囲の目が気になって作業効率が悪い	⭕️1人で集中できる
人間関係	🔺疲れる	⭕️全く疲れない
休憩の取り方	🔺ルールがあったり同僚に気を遣う必要あり	⭕️自由

上記の表のように、人に対するストレスが激減します。

今の仕事で人間関係に悩んでいるHSPさんや、職場だとどうしても仕事の作業効率が悪い・・・と悩んでいるHSPさんにはフリーランスでの働き方が向いています。

HSPでフリーランスが向いてない人（失敗する人）

ではここから、逆にHSPでフリーランスになって失敗する人の特徴3つ紹介します。

それが、

・怠惰すぎる人
・コツコツ継続できない人
・他責思考の人

上記の3つになります。それぞれ紹介します。

怠惰すぎる人

まずHSPでフリーランスになって失敗する人の特徴1つ目は怠惰すぎる人です。

フリーランスはよくも悪くも全部自由です。自己管理ができないとフリーターになってしまいますし、最悪の場合は堕落して全く仕事ができない状態になってしまいます。

実際に僕がフリーランスになった時は、3ヶ月ほど堕落した生活を送っていました。

・朝12時に起きる→深夜3時に寝る
・仕事は1日1時間以下
・常に死んだような顔で喜怒哀楽がない
・目標やモチベーションがない

上記のような状態でした。

堕落した生活を通じて、自分のことを小学校1年生だと思い、フリーランスとして仕事に集中するための環境作りや自分の時間割(スケジュール)を作るようにしました。

それからフリーランスとしての収入が徐々に上がっていき、月収20万円→30万円と売り上げを増やして、月収50万円を超えることができました。

コツコツ継続できない人

次にHSPでフリーランスになって失敗する人の特徴2つ目は、コツコツ継続できない人です。

フリーランスは業務委託で仕事をするので、獲得した仕事をこなして納品しないとお金をいただくことができません。

逆に会社員の場合は、仕事を多少サボっていても、仕事が完了していなくてもお給料をいただくことができます。

なので、フリーランスになると、自分が獲得した仕事をコツコツこなして、納期に間に合うように仕事を完成させる必要があります。

会社員の場合は、仕事の結果ではなく過程を評価されることもありますが、フランスの場合は結果が全てです。ぶっちゃけサボりながらでもいいのでちゃんと仕事を納品することが必須です。

決まった仕事を納品するためには、コツコツと毎日仕事を継続する必要があるので、継続力があまりない人はフリーランスに向いていません。

他責思考の人

次にHSPでフリーランスになって失敗する人の特徴3つ目は、他責思考の人です。

フリーランスは発生するすべての出来事が自己責任です。良いことも悪いことも全部自分に原因があります。

なので、仕事がうまくいかないことや、案件探しで悩んでしまうのは全てあなたの責任になります。自分が学んだスクールのせいにしたり、今の自分の環境のせいにする可能性が少しでもある人はフリーランスに向いていません。

ぶっちゃけフリーランスはシビアです。

ただ人間関係の悩みは本当に少ないので、自宅で目の前の仕事に集中して取り組みたいという真面目なHSPさんや、責任感があって、自責思考で仕事に取り組めるHSPさんにはフリーランスの働き方がおすすめです。

フリーランスになって失敗したくない人には、こちらの記事がおすすめです。

こちら「失敗パターン5選」で解説しています。

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HSPでフリーランスが向いてる人（成功する人）

HSPでフリーランスになって成功する人は次の3つの特徴があります。

・自己管理ができる人
・不安な気持ちが強い人
・学び続けられる人

それぞれについて解説します。

自己管理ができる人

まずHSPでフリーランスになって成功する人は自己管理ができる人です。何故かと言うとフリーランスになると、全て自己責任なので、自分で自分を管理しないといけません。

例えば、

・毎朝8時までに起きる
・仕事の納期を守る
・定期的に息抜きをする（遊ぶなど）
・ずっとダラダラしない

上記のようなことができないといけません。もし、自己管理が苦手な人は、自分以外の力を借りるなどして、自分が仕事に集中できる環境作りをするのも大切です。

朝起きれない人は、下記画像のような太陽光で気持ちよく起きれる目覚まし時計を使ったりするのもおすすめです。

不安な気持ちが強い人

HSPでフリーランスになって成功する人の2つ目の特徴は、不安な気持ちが強い人です。

不安な気持ちが強いと丁寧に仕事ができるので、クライアントから評価されて単価アップや継続発注をしていただけることもあります。

例えば、

・不安だからセルフチェックする
→誤字脱字が少ない

・指摘されたことをノートにメモする
→同じ指摘を2度以上されない

・気になることがあればすぐに連絡
→連絡頻度が多いとクライアントも安心

上記のような強みがあります。

フリーランスは複数の仕事を受けている人が多いので、仕事が雑な人と仕事が丁寧な人に極端に分かれます。HSPさんは自分に自信がない人が多いので、その自信のなさや不安を逆に生かすことで、フリーランスとして丁寧に仕事をすることができます。

学び続けられる人

HSPでフリーランスになって成功する人の3つ目の特徴は学び続けられる人です。

フリーランスは在宅でオンラインの仕事をします。オンラインの仕事は情報の変化が大きかったりするので、自分から積極的に情報を集めていくことが必要になります。

会社員のようにマニュアルを読み込めばオーケーと言うわけではなく、仕事に必要なスキルやお金関係の勉強も必要になってきます。

例えば、

【WEBライターの場合】
・上手い文章を学び続ける
・AIを使った文章作成も学ぶ

【SNS運用代行の場合】
・文章力＆デザイン力をつける
・アルゴリズムの変化を知る

【駆け出しフリーランスの場合】
・働き方を整える
・税金関係の勉強
・確定申告の勉強

上記のようなイメージですね。

会社員や公務員の場合は最初頑張ればあとはインプットはそんなに不要ですが、フリーランスの場合は継続的に新しい情報をインプットする必要があります。

同じことを続けるのは飽きるHSPさんや、新しい刺激を求めるHSS型HSPさんにフリーランスの働き方はおすすめです。

HSPがフリーランスになるためにぶつかる4つの壁（課題）

HSPさんがフリーランスになると、

・スキルを身につける
・仕事に集中できる環境作りをする
・初めての案件を獲得する
・案件を増やす&単価を上げる

上記4つの壁があります。

それぞれをどう乗り越えるのかについて解説します。

スキルを身につける

HSPさんがフリーランスになるために、まずスキルを身につける必要があります。

最初から全てのことをできるようになる必要はないので、まずは1つのスキルを身に付けて月5万円稼ぐことを目標にしましょう。

【具体例】
・動画編集
・WEBライター
・WEBデザイン
・SNS運用代行
・電話占い/チャット占い

上記のような在宅ワークの中で自分に合うものを1つ選んで学習を進めていきましょう。

自分に厳しくストイックにサボらずに学習できる人は独学でも成果は出ます。

【独学でも成果が出る人の特徴】
・1日副業4-5時間以上やる
・睡眠時間３−5時間でもやる
・執念を持って作業を継続する

僕自身の経験や、これまで10社以上のオンラインスクールを支援してきた経験をもとに、HSPさん向けの在宅ワークスクールを小さく運営しているので、もし興味がある方はLINEから相談してください＾＾

仕事に集中できる環境作りをする

HSPさんがフリーランスになるためにぶつかる2つ目の壁は、仕事に集中できる環境作りをすることです。

HSPさんは1人だと仕事に集中できますが、外的刺激が少なすぎると、ダラダラと過ごしてしまい仕事が全く手に付かない日もあります。

なので、

・毎朝8時までには起きる
→ちゃんと起きれるように前日24時までに寝る
→どうしても起きれないなら実家で家族に起こしてもらう、友人や恋人とシェアルームするなど環境作りをシアしょう
※朝のスタートで1日は決まります

・朝起きたら日光浴&散歩をする（超重要）
→鬱になりにくい
→体内時計がリセットされて睡眠の質がUP
→逆に太陽の光を浴びないとストレスを感じやすくなる（セロトニン不足）
※朝起きたら家を出てまず日光を浴びましょう！！

・前日夜に翌日のTODOを決める
→朝にTODOを決めるより絶対に前日夜に決めた方が良いです

・25分作業&５分休憩を繰り返す
→ポモドーロ効果という集中モードになることができます

・必要に応じて外で作業することを取り入れる
→カフェやコーワキングスペースなど
※マックで100円コーヒー頼むのもあり

↑
上記のような工夫を取り入れながら、自分の体を動かすことが大事です。あまり自分に期待せずに、小学校1年生の自分のためにルールや習慣を作ってあげる・・・ぐらいの気持ちが重要です。

初めての案件を獲得する

HSPさんがフリーランスになるためにぶつかる3つ目の壁は、案件獲得です。

スキルをつけても仕事が取れないと稼ぐことができません。なので、フリーランスは継続的に案件を獲得することが必要になります。

案件獲得におすすめの媒体を紹介します。

【月収5万円以下】
・クラウドワークス
・ランサーズ
・SNS営業（主にX）

【月収6万円-15万円以上】
・インディード
・Wantedly
・複業クラウド
・SNS営業（主にX）

【目標月収20万円以上】
・インディード
・Wantedly
・複業クラウド
・テレアポ
・法人へ営業メール
・異業種交流会へ参加
・自分でSNSを育てて仕事獲得
・SNS営業（主にX）

上記のような媒体を使いながら、仕事を獲得していきましょう！

案件を増やす&単価を上げる

HSPさんがフリーランスになるためにぶつかる3つ目の壁は、案件を増やしながら仕事単価をUPさせることです。

フリーランスで仕事をするためには、なるべく単価が高い仕事を複数こなしていく必要があります。

例えば1文字1円のWEBライティングの仕事があったら、それを1文字1.5円にできるように自分のレベルを上げながらクライアントに交渉する必要があります。

【具体例】
いつもありがとうございます！今いただいいてるお仕事の単価の件でご相談させていただきました。今1本1万円で動画編集をさせて頂いているのですが、他の2つの会社様から1本2万円で発注頂いており、リソースの関係で今後は1本2万円でお仕事を受けていきたいと考えております。

しかし、御社からいただいてる仕事はなんとか頑張って継続して取り組みたいと考えておりまして、今後は1本1.5万円で発注いただくこと可能でしょうか？　

↑
これはザッと作ったのであくまで一例ですが、「他の会社ではこれぐらい貰ってるから単価を上げてくれませんか？」と提案するのがベターです。

そのためにも、複数の会社さんからお仕事を受けながら、良いお仕事をして単価を徐々に上げていくことが重要です！

こちらでは、フリーランスの仕事の探し方について説明しています。

詳しくは「在宅勤務の探し方を目標収入別に解説」で紹介しています。

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【実体験】僕はフリーランスになっても不安やストレスはあった

HSS型HSPの僕は26歳の時に、思い切って会社を辞めてフリーランスになりました。

と思って独立しましたが、フリーランスとしての働き方を教えてくれる人が周囲にいなかったので、何か悩んだ時に誰に聞いたら良いのかその都度悩みました。

【フリーランスになってからの悩み】
・スキル習得の悩み
・案件獲得の悩み
・クライアントとのやり取りの悩み
・モチベーションの悩み
・孤独に感じる時の悩み
・月収20万円超えた時の悩み
・確定申告の悩み（自分でやるかどうか）
・税金が高くなりそうな時の悩み

↑
上記のように、会社員時代はぶつかったことがなかった悩みをいくつも抱えました。僕はその度に、先輩フリーランスが提供しているオンライン講座やコンサルティングを受講して悩みを解決してきました。

2024年現在、ネットやYouTubeに良い情報がたくさん掲載されていますが、それでも細かい悩みなどは直接先輩フリーランスに聞かないとわからないことが多いです。

僕はフリーランスとして独立した1年目は毎月3万円自己投資して学びながら、2年目以降は毎月5-10万円以上何かしらの学習に投資して学び続けています。

振り返ると、フリーランスとして独立してから合計400-500万円以上はお金を使って勉強してきました。

僕と同じぐらいの投資が必要という訳ではないですが、フリーランスとして生き残っていくためには、継続して情報や知識を脳みそに入れ続ける必要があるということは間違いないです。

もしあなたがフリーランスとして月20万円稼げたら、会社員に戻るのも選択としてアリです。会社で頑張りすぎずに仕事をして月20万円稼ぎながら、在宅ワークで月20万円稼げたら合計40万円です。

なので、まず個人で月20万円以上稼ぐということを目標にして頑張ってみませんか？　HSPさんは働き方の選択肢が広がるだけで本当に見える世界が変わります。

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